「ふてニャン」「ニャンキュッパ(1,980円)」のCMでお馴染みの「ワイモバイル」、法人携帯としてau・ドコモ・ソフトバンクなどの大手キャリアと契約中の皆さんの耳にも届いていると思います。乗り換えを検討している方もいるのでは?
ワイモバイルは格安SIM・格安スマホと呼ばれるサービスで「格安!」の名前の通り大手キャリアに比べて月額料金がお得!であることが特徴です。ただ、正直「どれくらい格安なの?」と聞かれるとあまりイメージが湧かないと思います。
そこで、今回はワイモバイルと大手キャリアの料金プランを徹底比較していきます。また、ワイモバイルで法人携帯を契約した方が良い理由についてもまとめてみましょう。
1. ワイモバイルのシンプルな料金プラン
冒頭で紹介した通り、「ワイモバイル」は格安SIM・格安スマホと呼ばれるサービスです。当然、名前に「格安」と付いているのですから月額料金は大手キャリアに比べてお得!なはずです。
全て「コミコミ」のシンプルなプラン
ワイモバイルのCMで「コミコミでシンプル」と耳にしたことがある方は多いと思います。これは基本料金(月額料金)の中に「データ定額」と「通話定額」がすでにコミコミとして含まれているという意味です。
一般的に大手キャリアのプランは基本料金・データ定額・通話定額を個別に選びます。そのため、料金プランは複雑になるばかりか月額料金も割高になりがちです。その点、ワイモバイルならシンプルプランで安心です。
月額料金は3つの料金プランから
ワイモバイルのプランは主に3つ、データ定額が1GBのスマホプランSと3GBのスマホプランM、7GBのスマホプランLです。メールが中心の方・WEB閲覧が中心の方など利用用途に合わせて考えれば簡単に選べます。
ちなみに、月額料金はスマホプランSは1,980円/回線から、スマホプランMは2,980円/回線から、スマホプランLは4,980円/回線からです。ただし、全て割引サービス適応時の月額料金なので注意しましょう。
通話定額も標準で付いてくる
一般的に大手キャリアで法人携帯(スマホ)向けにデータ定額・通話定額を付けると月額料金は6,000円〜8,000円/回線ほどします。それが10台100台と考えると法人携帯の月額料金だけで悩みのタネです。
その点、ワイモバイルは先述した料金プランにデータ定額はもちろん、「10分/回の国内通話であれば全て無料!」の通話定額も付いてきます。正直、10分/回もあれば社員間の連絡事項や取引先との電話対応も十分です。
オプションサービスでさらにお得!に
シンプルプランのワイモバイルには、さらにお得!になるオプションサービスも充実しています。例えば、「スーパーだれとでも定額(月額1,000円/回線)」を付けるとだれにかけても国内通話が24時間無料!のかけ放題です。
また、「データ容量2倍オプション(月額500円/回線)」を付けると基本のデータ量(1GB・3GB・7GB)を2倍にできます。「長時間の通話が多い」「もっとデータ通信を活用したい」という方はぜひ検討したいオプションです。
法人ならではの割引サービスも
先述した通り、ワイモバイルでは法人向けにいくつかの割引サービスを提供しています。例えば、法人携帯を2回線以上で契約すると月額500円/回線も割引となる「法人割引サービス」です。
また、6回線以上で契約すると月額500円/回線も割引となる「ビズ割サービス」もあります。つまり、6回線以上を契約すると法人割引サービス・ビズ割サービスの両方が適応され実質1,000円割引となりさらにお得!です。
2. 大手キャリア3社の料金プラン
格安SIM・格安スマホと呼ばれるだけあり、ワイモバイルの料金プランはシンプルかつ格安!ということはご理解いただけたと思います。では、反対に大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)の料金プランはどうなのでしょうか?
au「LTEプラン/LTEプラン(V)」と「データ定額20」
国内通話(5分/回)であれば24時間無料!となる「LTEプラン/LTEプラン(V)」と高速データ量が20GBも付いた「データ定額20」の組み合わせです。通話はほどほどにデータ通信が多いという方におすすめの料金プランと言えます。
月額料金は「LTEプラン/LTEプラン(V)」の1,700円に「データ定額20」の6,000円、インターネット接続料(LTE NET)の300円で合計8,000円/回線ほどです。ただ、割引サービスを適用すると実質6,590円/回線にできます。
ドコモ「カケホーダイプラン」と「ビジネスシェアパック10」
ドコモはもちろん他社や固定電話にかけても国内通話であれば24時間無料!となる「カケホーダイプラン」と高速データ量(10GB)を社員間でシェアできる「ビジネスシェアパック10」の組み合わせです。通話が多い方向けと言えます。
月額料金は「カケホーダイプラン」の2,700円に「ビジネスシェアパック10」の9,500円、インターネット接続料(ISP)の300円で合計12,500円/回線ほどです。ちなみに、ドコモは契約年数に合わせて月額最大1,500円割引されます。
ソフトバンク「スマ放題」と「ギガモンスターデータ定額」
ソフトバンクやドコモ・au、固定電話宛ての国内通話が24時間無料!となる「スマ放題」と高速データ量が20GBも付く「ギガモンスターデータ定額」の組み合わせです。通話はもちろんデータ通信も多い方向けの料金プランでしょう。
月額料金は「スマ放題」の2,700円に「ギガモンスターデータ定額」の6,000円、ウェブ使用料の300円で合計9,000円/回線ほどです。また、ソフトバンクはデータ定額の種類と契約年数に応じて月額最大2,000円割引されます。
※上記の料金プランは、すべて法人携帯向けのスマホプランです。
3. ワイモバイルをおすすめする3つの理由
ワイモバイルと大手キャリアの料金プランを比較すると、通話定額の範囲やデータ定額のデータ量は大手キャリアの方が充実しているものの、料金自体はワイモバイルが断然お得!と言えます。
ただ、法人携帯としてこれまで大手キャリアを利用してきた方からすると、「格安SIM・格安スマホってどこか心配」という気持ちもあるのでは?そこで、安心!できるワイモバイルならではのポイントを3つほどご紹介しましょう。
実店舗が全国約4,000箇所に
ワイモバイルは格安SIM・格安スマホには珍しく、全国約4,000箇所に実店舗を設置しています。ちなみに、auでさえ全国約3,000箇所にしか実店舗がないので、ワイモバイルは大手キャリア以上の窓口が多いという訳です。
その上、専任オペレーターと電話相談できる「ワイドサポート(月額500円)」やチャットで相談できる「WEBチャットサービス(無料)」などサポート体制も充実です。初めての方でも安心して法人携帯を契約できるでしょう。
ソフトバンクと同じ通信環境で
基本的に格安SIM・格安スマホは大手キャリアのどこかから通信回線を借りる形でサービスを運用しています。中でも、ワイモバイルは親会社であるソフトバンクの通信環境を借りているので高速&高品質です。
事実、2016年に格安スマホを対象に行われた通信速度調査において、ワイモバイルはNo.1に輝いていました。格安スマホの種類にもよりますが、最大で3倍以上の差があったほどです。もはや大手キャリア並みのサービスと言えます。
キャリアメール(@ymobile.ne.jp)が使える
意外と知られていないのですが、基本的に格安SIM・格安スマホはキャリアメールを配布していません。例えば、auの「@ezweb.ne.jp」など、キャリアメールは初対面の相手にブロックされにくいので意外と便利です。
その点、ワイモバイルは大手キャリアと同様にキャリアメール(@ymobile.ne.jp)をすべての法人携帯に配布しています。パソコン向けのフリーメール(GmailやYahoo!mailなど)とは違って安心して業務に使えるでしょう。
4. まとめ
いかがでしたか?今回は、現在は大手キャリアの法人携帯を契約しているものの「ワイモバイルに乗り換えようかな?」と悩んでいる方向けにワイモバイルと大手キャリアの料金プランを比較してみました。
確かに、ワイモバイルは「格安!」と呼ばれるだけあってか「スマホプランS(1GB)」が月額1,980円/回線と大手キャリアに比べてお得な料金設定です。その上、10分/回の通話定額が付いているのもポイントと言えます。
さらに、格安SIM・格安スマホで心配されるサポート体制や通信環境などの問題もワイモバイルなら安心です。ぜひ、紹介した内容を参考にワイモバイルと大手キャリアを比較し、より格安!な料金プランを手に入れてください。