格安SIMに関する情報を集める中で、皆さんから「ワイモバイルって格安なの?」「ワイモバイルの通信速度ってどうなの?」「ワイモバイルって機種の種類は多いの?」など、気になるポイントがありますよね。
確かに、CMでお馴染みの「ワイモバイル」ですが、実際に乗り換えを検討するとなると「どんなサービスなの?」と知らないことだらけです。au・ドコモ・ソフトバンクのような大手キャリアではないのですから当然なのでしょう。
そこで、今回はワイモバイルについて気になるところをQ&A形式で全て回答していきたいと思います。ワイモバイルの料金プランから通信速度、機種に至るまで詳しくまとめてみました。
1. ワイモバイルは格安!なの?
ワイモバイルは格安SIMや格安スマホと呼ばれるサービスです。ちなみに、格安SIMとは大手キャリアの提供する料金プランと比べてお得!なサービスを指しています。では、実際にワイモバイルは格安!なのでしょうか?
法人携帯を受け付けてるの?
2017年現在、「楽天Mobile」を始め「BIGLOBE」「UQ mobile」「IIJmio」「DTI」など格安SIM・格安スマホは30社ほど存在しています。そして、その多くは個人携帯のみのサービス展開で法人携帯を受け付けていません。
しかし、ワイモバイルは格安SIMでありながら法人携帯としての契約を受け付けています。その上、ただ受け付けているだけでなく法人携帯に合わせたプラン・サービス・割引なども提供し、法人携帯としての活用に積極的です。
どれくらい格安なの?
ワイモバイルは法人携帯(スマホ)向けのプランとして高速データ通信のデータ量に合わせて3種類ほど提供しています。例えば、シンプルスマホSは1GB、シンプルスマホMは3GB、シンプルスマホLは7GBとまさに「シンプル」な設定です。
月額料金はシンプルスマホSは1,980円/回線、シンプルスマホMは2,980円/回線、シンプルスマホLは4,980円/回線からです。一般的な大手キャリアの月額料金が6,000円/回線ほどであることからも十分に格安!と言えます。
通話料とか高くないの?
基本的に格安SIMや格安スマホというのは、月額料金を低く設定する代わりに通話料やデータ料を高めに設定しています。そのため、格安SIMなどを法人携帯として契約すると業務により通話料が高くなる可能性があるのです。
その点、ワイモバイルの「シンプルプランS/M/L」には高速データ定額と通話定額が全てコミコミです。特に、通話定額は「10分/回であれば全ての国内通話が無料!」となるので、法人携帯として頻繁に通話するのにも安心でしょう。
2. ワイモバイルの通信速度は速いの?
ワイモバイルのような格安SIMや格安スマホに対して、世間では「通信速度が遅いんでしょ」「通信が途切れやすいのでは?」などのイメージがあります。では、ワイモバイルの通信速度は速いのでしょうか?それとも遅いのでしょうか?
①どこの通信回線を使ってるの?
②通信速度はどれくらいなの?
③速度制限のかかる条件は?
どこの通信回線を使ってるの?
基本的に格安SIMや格安スマホは自社で無線基地局を所有していません。その代わり、au・ドコモ・ソフトバンクなどの大手キャリアの余っている回線を借受ける形でサービスを提供しています。これこそ格安!にできる理由の1つです。
ちなみに、ワイモバイルは親会社でもある「ソフトバンク」の通信回線を借受けています。当然、ソフトバンクの高速通信「4G(FDD-LTE)」を使用しているわけですから、通信回線の質は大手キャリア並みと言えます。
通信速度はどれくらいなの?
いくら大手キャリアの通信回線を借受けていたとしても、あくまで回線の一部ということなので利用者の増加や集中により速度が遅くなりやすいのも格安SIMや格安スマホの特徴です。特に、人気のサービスほどその傾向にあります。
その点、ワイモバイルは2016年に行われた格安スマホを対象とした通信速度の調査において「上り・下りともにNo.1」を獲得しています。ちなみに、平均速度は上りで20.76Mbps、下りで43.27Mbpsと十分に高速&高品質です。
速度制限のかかる条件は?
大手キャリアはもちろん格安SIMや格安スマホでも一定の条件によってデータ通信に速度制限がかけられます。これはソフトバンクの通信回線を使用しているワイモバイルでも同様で、主に2つの条件により速度制限がかけられるようです。
・契約中のデータ量を超過した
・一定期間内(2〜3日)の使用データ量が一定量を超えた
ちなみに、速度制限中の最大速度は128Kbpsとのことです。正直、動画視聴はもちろん音楽・アプリなどのダウンロードはほとんどできません。また、WEB閲覧のページ読み込みも非常に遅くなるので不便な状態です。
3. ワイモバイルは機種を選べるの?
大手キャリアのキャリアショップを覗いてみると、iPhoneはもちろんAndroidスマホやガラケーなど数え切れないほどの機種が取り揃えられています。では、格安SIMや格安スマホと呼ばれるワイモバイルではどうでしょうか?
機種って選べるの?
ワイモバイルではAndroidスマホとして電池長持ちな「Android One X1」や防水・防塵・耐衝撃の「DIGNO E」など全10種類を提供しています。また、ガラケーは「Simply」や「AQUOS ケータイ2」など全3種類です。
ちなみに、仮にワイモバイルで欲しい端末が見つからないのであれば、端末を別に用意し「SIMカード」だけワイモバイルで契約するのも1つの手です。SIMフリー端末であればど基本的にどこのSIMカードでも契約できます。
iPhoneには対応してるの?
iPhoneは大手キャリアにおいても常にスマホとは別の1つのジャンルとして扱われています。ただ、格安SIMや格安スマホを見てみるとiPhoneを取り扱っていないところが多くあります。法人携帯として意外と便利なだけに残念です。
その点、ワイモバイルではパワフルかつ高性能な「iPhone SE」を取り扱っています。iPhoneはApple社独自の設計思想が採用されているので、一般的なAndroidスマホに比べてセキュリティが強く法人携帯向けの端末です。
端末のレンタルってできるの?
法人携帯の管理・運用に関して大きな悩みのタネと言えるのが「端末の購入代金」です。特に、法人携帯としてスマホを選択すると1台30,000円〜50,000円、それを10台100台と考えると相当な出費と言えます。
そんな時に役立つのが、ワイモバイルの「端末レンタルサービス」です。ワイモバイルでは「端末レンタルサービス対象」の端末を準備しており、あくまでレンタルなので法人携帯に必要な端末の購入代金を大幅に節約できます。
4. ワイモバイルのセキュリティ対策は?
法人携帯として一番に考えておきたいのが「セキュリティ対策」です。社員や取引先の情報の入った電話帳やプレゼン資料など法人携帯は機密情報の宝庫なので当然と言えます。では、ワイモバイルのセキュリティ対策はどうなのでしょうか?
①ウイルス・不正アクセスへの対策は?
②紛失・盗難に遭った時の対応は?
③故障・破損したときの保証は?
ウイルス・不正アクセスへの対策は?
法人携帯はどうしても社員の「私的利用」に悪用されやすいものです。そして、私的利用による不必要なアプリのダウンロードや危険サイトの閲覧はウイルス感染や不正アクセスなど、法人携帯からの情報漏洩のリスクにつながります。
その点、ワイモバイルでは法人携帯(スマホ)をこうしたリスクから守るために「スマートセキュリティ powered by McAfee®(月額300円/回線)」を提供しています。定期スキャン&更新でスマホを守ってくれるでしょう。
紛失・盗難に遭った時の対応は?
いくら法人携帯にセキュリティソフトを導入したとしても、社員が「ついうっかり」で法人携帯を紛失・盗難に遭う危険性は常にあります。ちなみに、個人携帯に限定すると紛失・盗難に遭った経験のある人は全体の1/5だそうです。
ワイモバイルには管理画面上より法人携帯の利用状況の把握から設定の変更までできる「デバイスマネジメントサービス」を提供しています。このサービスでは各法人携帯の遠隔ロック・遠隔消去などができ、万が一にも安心です。
故障・破損したときの保証は?
法人携帯も精密機器です。「ちょっと落とした」「トイレで水没させた」など、法人携帯が故障・破損することもあるでしょう。事実、スマホでよくあるトラブルNo.1は「水没(10.7%)」、No.2は「紛失(3.2%)」というデータもあるほどです。
実は、ワイモバイルでは上記のような法人携帯の故障を保証する「あんしん保証サービス プラス」を提供しています。故障時の無料修理はもちろん、トラブル時(全損・水没など)では良品(5,000円で)と交換もしてくれるのです。
5. まとめ
今回は、皆さんがワイモバイルに抱いている疑問?について一つずつQ&A形式で回答していきました。いかがでしたでしょか?料金プランから通信速度、機種の種類などおおよその疑問に答えられたのではと思います。
紹介した内容から分かる通り、ワイモバイルは料金プランから通信速度に至るまで大手キャリア並みのサービスを提供しています。その上、格安SIMや格安スマホ並みの格安!な料金設定なのですから十分にお得!です。
ぜひ、皆さんが大手キャリアからの乗り換えを検討する際には、候補の1つにワイモバイルを加えるのも良いのではないでしょうか。